12月7日に富山に行ってきました。
 ここまでの様子は「富山・その1(岩瀬浜)」をご覧ください。
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 富山港展望台から見下ろすことができる近くに、北前船の廻船問屋があった頃の面影を残す古い街並みの通りがあります。富山市街地は第二次世界大戦の終戦間際の大空襲により街のほととんどを焼失しましたが、この辺は戦禍から逃れたようです。
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 通りを歩くと、テーマパークのような保存地区ではなく、現在も人の生活の様子が感じられる雰囲気でした。
 古い鉄工所はこれはこれで貴重な財産です。
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 朝9時頃なので普通にゴミが出されています。
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 お寺の前に立っている板は参拝者のための雪よけなんでしょうね。
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 国指定重要文化財の北前船廻船問屋森家は明治11年頃に建てられたもの。その周辺は特に建物の外観が配慮されているようで、隣接する北陸銀行や信用金庫、商工会議所支所の建物もそれっぽくなっています。桝田酒造店もあります。
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 これは釣具屋さん。ここまでやればすごいですね(笑)
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 新聞屋さんもこんな感じ。
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 ここにも通り沿いに小さなお堂があります。
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 古い街並みの通りからひとつずれると、通りの街並みはこのようになります。先ほどの通りにも鉄工所がありましたが、さすが日本海側屈指の工業都市と言われるだけのことはあります。
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 さらに行くと桝田酒造の酒蔵がありました。富山の地酒「満寿泉」、飲みたかったなあ。
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 酒蔵は見学不可とのことなので邪魔にならないように外から眺め、住宅地の方に入るとやはり通りにお堂がありました。これは六角形です。
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 ここにも。
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 袖壁が特徴的な民家。大きな軒を支える袖壁が富山の街並みを特徴づけるポイントになっています。
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 白山神社は、ここの地名が「岩瀬白山町」であることから地名の由来になる由緒ある神社なのでしょう。しかし、この辺では岩瀬諏訪神社の方が大きく有名なので、どの辺で立場が入れ替わったのか気になるところです。
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 旧富山港線時代の東岩瀬駅舎は休憩所として使われています。
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 東岩瀬駅からライトレールに乗り、富山駅に戻ります。
 
 「富山・その3(呉羽)」に続きます。

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<関連リンク>
 とやまねっと(富山市観光協会)